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にんにんにきにき

 バレンタインはね。

過去分


20030228

 リンクに「Indies!!」(雷門ほっぷさま)、「Le Chateau de Ila[イラ姫の城]」(イラ姫さま)、「怪異・妖怪伝承データベース」を追加。ちょっと整理。

 そんで、まあ、なんです。Indies!!のDayBookに影響されまして、
リヴリー(←ナローバンドな方には激重/要Flash)飼い始めました。アメノヒグラシのトラロクくん(←同じく重/要Flash)。ひとまず島買えるくらいddを貯めよう。まだ誰とも交流のないヒッキーガエルです。駄洒落ではなく。


20030227

 そういや姉さん、DC版Piaキャロ3の発売が3/27に延びちゃったんですよ。

 昨日の訂正。
 「鍋の中で 温めろよ 早く」「ガスの上で 温めろよ 早く」
 だったですよ。思い出した。
 頭ン中リフレインしまくりです。朝食に味噌汁を。


20030226

 冷めた味噌汁熱くしろ とろろ昆布も入れてくれ
 白いエプロン引き寄せ 冷めた味噌汁沸かすよ
 鍋の中で 温めろよ 早く

*朝食に味噌汁を そいつがオレの日課さ
 朝食に味噌汁を そいつがオレの日課さ

 お味噌は マルダイ
 出汁は カツオ 煮詰めるな
 熱い味噌汁

 *くり返し

 メロディは「ギンギラギンにさりげなく」。
 大昔流行った(多分局地的に)替え歌なのだけど、コーラス部分が思い出せない。「
豆腐にわかめ 揚げにおネギ ○○○○ 大根!」って感じだったと思うんだけど。ちなみに「オレの日課さ」の後ろに入ります。
 いきなりなんの話かというと、忘れそうなあの歌を書きとめておこう第二弾なのであった。

 間違った言葉を正してみる。
 先日の、まあネットバトル言及のなかでの話。やたら「アリバイ証明」いってたけど、アリバイ証明というのは不在証明と書きまして、つまり意味を厳密に取るならば「その場にわたしは居なかった」という証明をする場合のみに使われるべき言葉なのかもしらんとか思ったり思わなかったり。要するに「無実を証明する」という意味で使うのは割と大間違い。
 他にぴったり来る言葉が思いつかなかったので安易に使用しましたよってことです。ニュアンスは伝わったと思うけど、間違って覚えてるぜヘイヘイとか思われるのも癪なので(誰に)、一応解説というかいい訳でした。

 ゲーム日記。
 思い向くまま気の向くままに、「マリーのアトリエ」クリア。図鑑ほぼコンプリートなのにー賢者の石も作ったのにー知識と名声MAXなのにー。なぜに暴れん坊錬金術士「火の玉マリー」冒険者の道へエンドなのだ。確かに武器屋のオヤジに杖を貰って以来マリーは主戦力だったが。というか塔の魔人を倒したのがダメなのか。とほほ。


20030225

 日記以外更新なしがデフォになりつつある今日この頃です。なんとなく忙しくて。いや、忙しくても退社時間は変わらないノー残業職場なんだけど。受動的なことしかする気しない、つーのは、頭が疲れてるんかな。
 というわけで本は鬼のように読了四冊。そのうち感想書きます。

 ちぇっく。

2/24

「エマ(2)」森薫/エンターブレイン
「シャーリー」森薫/エンターブレイン
「少年少女(2)」福島聡/エンターブレイン
「ドキぱぐ(2)」柴田亜美/エンターブレイン

2/25

「そーだそーだあ!(4)」聖千秋/集英社
「エンブリヲン・ロード(7)」やまむらはじめ/ワニブックス
「PRINCE STANDARD(7)」別天荒人/ワニブックス

2/26

「妖怪仕置人(12)」中津賢也/少年画報社
「太夫(Da-You)(5)」きくち正太/少年画報社

2/27

「ひもろぎ守護神(2)」緋采俊樹/秋田書店
「わくわくぷよぷよダンジョン(3)(完)」魔神ぐり子/エニックス
「セツナカナイカナ」こがわみさき/エニックス

2/28

「砂漠に吹く風(1)、(2)」明智抄/エンターブレイン

3/1

「レディ・ガンナーと宝石泥棒」茅田砂胡/角川スニーカー文庫
「ゆうきまさみのはてしない物語 天の巻」ゆうきまさみ/角川スニーカー文庫


20030224

 ○○神社に願掛けて
 おみくじ引いて申すには
 いつも○中 勝つ勝つ勝つ勝つ

 もしも○中負けたなら
 電信柱に花が咲き
 ○○観音 下駄履いて歩き出す

 ○の中はローカルすぎるので伏せ。メロディは「はなさかじいさん」。
 中学時代の応援歌、というか応援合戦で歌われる歌、なのであった。忘れんうちに書き留めておこうかと思った次第。「歩き出す」は「踊り出す」だったかも。斯様に記憶は変容していく。
 これが奈良や鎌倉だと歩き出すのは大仏なのだろうか。なんてことをちょっと思った。カソリック系の学校だとマリア像とかキリスト像な。でも履くのは下駄。これは譲れない。

 なぜかいきなり、「マリーのアトリエ」を始めてしまいました。DC版「マリー&エリーのアトリエ」のマリー編。傭兵は外出しなければコストがかからないということにしばらく気付かずいちいち解雇していたり、装備変えの仕方が判らず武器屋のオヤジに貰った杖を使わず初期装備のまま歩き回ったり、いろいろあったけどわたしは元気です。マニュアル読もうな。
 現在ロンゲのねーちゃんとショートのねーちゃんの桃色パーティです。なんかしやわせ。SS版追加要素が組み込まれているならあのエンディングがあるばずー、ということで、2週目は幼なじみと共にレベル50を目指そうかと思います。いやまだ1週目の2年目なんですけどね。

 仕事話。申請書類の書式が変わったんじゃー、ということでテンプレを探し回った挙げ句
自分で作りました。ホントはこういうのって行政側が作って配布すべきと思う。というかそうしてる行政庁もあるんだよな。見習え福島県。


20030223

 イモートんちの小さい人は後ろにタイヤが着いている車は全部パジェロなんだそうです。パジェロ普通名詞か。

 オルタ先に進めません。わははヘタレすぎ。
 あー、現実逃避にDC版「雪語り」でもやっかな。


20030222

 wowowアニメフェアで劇場版ヒゲガンダムを見てた休日でした。マラソン耐久4.5時間。「スパA」の資金集め全滅プレイしながらとびとびで見てたのでもうなにがなんだか。キャラクターがいい味だしてるのはわかったけど、ストーリーがわけわからん。あー、終盤結構面白かったので、小説版でも読んでみようか。ラストにかかった歌はすごい好きな感じ。サントラ漁りの旅に出よう。

 ゲーム日記。
 DC版「Wind」をコンプリート。面白かったんだけどー、みなも以外のヒロインに手を出すことに非常に罪悪感を覚えるです。あうあう。可愛いて一途で己をまっすぐ慕ってくれて更にけなげったら、応えずにいらりょうか。けど、最低限わかばEDと彩ルートは見ること推奨。いろいろ判明するので。

 
なんか人間が居るんですが
 というわけで
「ソニックX」公式ページ。すいません一抹の不安を覚えました。


20030221

 テレ東系列は映らないんだ!
 あうーナックルズー。みーたーいー。


20030220

 あー、なんか、マジヤバー、かもしんない。けどまあ倒産というのは滅多に立ち会えるものではないし、持ち家パラサイトで今日明日食うに困る身でもないから、いっちょ最後まで見届けようかな、などと考える今日この頃。平成不況はいつまで続くのか。

 動機について。

 おとついあげたネットバトルについての話なのだけど、喧嘩を売ったBさんがなぜあそこまで激昂したのかわからん、という意見を目にした。とか書いちゃうとどこ見てるかモロバレしそうだけどまあいいや。
 あれ、ひょっとしてこうかな、想像付くところがあるんだけどさ。つまり、多分Bさんは、疑惑のかかっているものが自分の作品だったらああならんかったと思うんだな。他人の、しかも身内の預かりものだから怒ったんだな。
 身内を侮辱されることは自分がそうされるより遙かに許せない。やりすぎたことは悪かったか知らんけど、やり始めたこと自体は悪くない。でなければ身内は永遠に侮辱されたままになってしまうのだ。それは我慢しがたく許し難い。
 だから火達磨んなっちゃっても自分の非を最終的に認めないってのは当たり前のことだし、ついでにいわゆる自己犠牲精神発揮しちゃって自分てばアンチヒーロー。周囲の理解を得られなくても正義のために戦う俺ってばデビルマン? みたいな。
 ヒロイズムに酔っちゃって、テンパりつつも充実してたんではないだろうか、彼女は。
 なーんて勝手な憶測と邪推なんだけどさ。いや、わたし的には好意的解釈なんだけど。ああそうか、これは、こうだろうという推理じゃなくて、せめてこうだったらまだマシだよなという期待か。

 まあ、上の想像は多分に自己投影した物で。
 わたしは友人をしてシシリアンマフィアかお前はといわれる身内大事人間な上ものすご短気なので、身内が侮辱されたと感じたら後先考えず立ち上がっちゃいそうなのな。自分のことだったら「いってろバーカ」と余裕かましてらても。しかし論理的思考が出来ない感情的な人間はそんなことしちゃうと火に油注ぐ獅子身中の虫以下である。頭に血が上ってそんなことも気付かず卓袱台ひっくり返す可能性はないとはいえない。なんて怖ろしいことだろ。

 あー、とりあえず深呼吸か。あと水垢離。乾布摩擦も健康によし。で、行動はそれからにしとこう。


20030219

 ママンがパチンコで麒麟淡麗生を一箱とって来てくれたのでわたしは幸せものです。
 ところで昔、占いで、「食べることには一生困らない」といわれました。なんだか微妙です。


20030218

 終息してきた感があるので、ちょろっとつぶやきます。
 わたしはここ一週間ほど、とあるネットバトルを興味深く観戦していました。有り体にいうとヲチしてました。
 それがどの様な内容のものなのか、については、「
記録」「考察」「華麗に たろたまにあーヽ(´ー`)ノ」を見ていただくのが手っ取り早いと思います。けっこう膨大ですが。
 誤解を恐れず簡単にまとめると、

 自分が書いた小説と似ている小説を見つけてしまったAさんは、「自分がパクったと思われたらいやだな」と呟きました。
 それを聞きとがめたBさんは、「いい掛かりつけてんじゃないわよ」と怒りました。
 ところがその怒りぶりがちょっとあんまりだったので、ギャラリーが出来てBさんを責め始めました。
 おわり。

 わたしはこう把握している、ということですが。実際はもっとややこしいのですが、それは上記サイトを足掛かりに各々把握して下さい。わたしの主観入りまくったスットコな要約を鵜呑みにしてはいけません。
 どっちが悪いとかなにが悪いとか、わたしなりに思うところありますが、それを述べることはここではしません。
 ただ、ひとつだけ。はしゃいだ文章というのは痛々しい、と痛感しました。「きゃほーーい!」て。とほほ。思い当たるふしがなきにしもあらずなので、尚更、自戒を込めて。「ラブレターは一晩置いて読み直せの法則」は世界の真理だ。
(つまり、昔の日記とか正直読み返すと恥ずかしい。恥ずかしいったら恥ずかしい。ううう消してぇ。でも消さない。なんとなく)

 わたしがなんでこの騒動を「興味深く」観戦していたのかといいますと、野次馬根性であることは否定しませんが、発端が(根元ではない)小説のパクリ疑惑? であったからです。ラストに「?」が付くのがキモ。「パクリ疑惑」ではありません、「パクリ疑惑?」です。
 他人事ではないのですよ。小説のようなものを書く人間には。
 「似てるなあ、参ったなあ」なんてのは割とあることだし、その際、「お、あっちが後発だ。よかったー、こっちがパクったとは思われないな」なんてアリバイ証明する事も大いにあり得るんじゃないですか。ないですか。逆パターンもしかり。ねえ(強く同意を求める口調で)。
 そんなことかすかにぼやいただけで、いちいち喧嘩売ったり売られたり騒動起こしたり起こされたりしてちゃたまんねぇよなあ。そんなわけで、上記騒動は興味深かったし結末も非常に気になります。問題の焦点はパクリ云々の是非ではありませんが。

 さてパクリ。
 実はなによりわたしが気になったのは、パクリの是非について、です。「パクリと思われたらどうしよう」と怯えなければならない、アリバイ証明をしたくなる、そんなふうに追い込まれてしまう心理と風潮について。
 昨今、「なんとなく似ている」から「明らかに剽窃」あるいは「盗作」まで全てひっくるめてパクリと呼びますよね(少なくともわたしはそう認識しています)。けどそれって実のところどうなのよ。ついでにパクリは叩かれて然るべきであるという風潮ってなんなのよ。わたしはその辺りが、最近気になってしょうがない。
 剽窃或いは盗作はクロだけれども、グレーである「ちょっと真似っこ」や、限りなくシロに近い「似てるだけ」はいちいち目くじら立てんでもいいんじゃないのと思うのですよ、わたしは。
 剽窃や盗作は、「パクリ」ではなくちゃんと「剽窃」「盗作」という言葉で表現されなければならない。シャレではすまない、それ犯罪なんよと解らせなければダメでしょう。誰にっつうのは、主にギャラリーに? (なぜ疑問形) じゃないと、なにが悪いんか焦点が呆けてしまうよ。どっかで目にしたのだけど、盗作レベルのパクリ、とゆー不可思議な言葉が罷り通る今日この頃。皆さんお元気ですか。ヘンだろそれは。
 そしてクロ以外のパクリについては。いいじゃん別に。それで終わっちゃうのがつまらないなら、パクったこと自体ではなくパクり方の上手い下手でも論じればいいんでないの。その方が建設的。あー、「お、アレに目を付けましたか。でもそのパクリ方は下手っぴ」とかいったりして。それくらいがいえなくなるのもそれはそれで問題だし、まして目を付けること自体が責められるのはそりゃ堅苦しくてたまんないです。わたしは嫌だ、そんな窮屈なん。

 なんか文章が上手くまとまらんな。文章力のなさがもどかしい。

 あーつまりですね、パクリが指す範囲はエラく広げなのに一緒くたに叩いてヨシな風潮がある(ように感じられる)のは、創作活動をする上で窮屈だからいやーん、ってことです。
 なにか作ってもさ、一々既存との類似をチェックしてからじゃないと怖くて発表できないってのは辛いじゃない。大体なににも似ていない物語なんて無いから。全てのパターンは突き詰めれば古典で出尽くしているんだから。
 似たって別にいいじゃん。こまいこと気に病むこたない。ほんで、こまいことでいちいち怒ることもないのだ。

 以上、上記騒動をダシにしてパクリについての所感を述べてみました。無駄に長くてごめんなさい。
 立ち位置を表明しとかないかんかな、となんとなく思っていたので。まあいい機会かな、と。要するに、わたしはパクリ容認派です(クロ以外の、といちいち附記せにゃならんのがうざったいけど。というか盗作剽窃をパクリいうのはやめて欲しいのう。或いは逆に、盗作剽窃のみをパクリと呼ぶか)。わたしが書いたものと似たものをどこかで見つけたとしても、「発想が同じ人間は居ても不思議はない」と思うだけだしなにもいいません。逆もまたしかり。

 以下余談。
 実際、自分が書いたものと似たところがあるもの、先発のものも後発のものも両方読んだことがあるのだけど、「発想が平凡ってことな。ちぇ」と思っただけでしたね。しかも片方はわたしのより面白くて、くそうこういう料理法もあったのか、とかなり歯噛みしましたことよ。あれはマジ悔しいね。余り悔しいから全作品DLして永久保存して読み倒していつか超えてやると勝手に誓いました。掠りもしないジャンルの方だから、向こうはこっちのことなんか知らんだろうけど。
 確信犯的にパクったものは、大抵発表時にネタ晴らししてしまいますね。日記やら後書きやらで。黙ってられないのだな、なんとなく。それとも無意識的に予防線をはっているのだろうか。


20030217

 トップ絵更新〜。
 「堤中納言物語」の虫めづる姫君、のつもり。つもり。大きい方は
こちら
 ではおやすみなさい。


20030216

 今日は外出してTRPGで遊んできたですよ。

 こんしゅーのちぇっく。

2/18

「うえきの法則(7)」福地翼/小学館
「歯車競走」長田裕幸/河出書房新社

2/19

「サムライガン月光(3)」熊谷カズヒロ/集英社
「アマリリス(2)」岩館真理子/集英社
「ハチミツとクローバー(4)」羽海野チカ/集英社
「LET IT BE!!(3)(完)」こいずみまり/小学館
「美女で野獣(2)」イダタツヒコ/小学館
「学園アリス(1)」樋口橘/白泉社

2/21

「EDEN(8)」遠藤浩輝/講談社
「なるたる(10)」鬼頭莫宏/講談社

2/22

「LUNO」冬目景/エニックス


20030215

 昨日のあれは、恋物語ってことで一つ。だからバレンタイン記念なのな。ヲトメチック。
 元話が読みたいという方は「フランス怪奇民話集」をどうぞ。「暗黒の山」というタイトルです。何型というんだっけな、オオクニヌシがスサノオを訪ねる話とかと類話です、多分。マヤ神話の双子の冥界探訪とか、グリム童話にも類話があったと記憶している。協力者の白骨で梯子を造作というのがびっくり新機軸で。
 今は亡き教養文庫なので、レッツゴー古本屋です。がんばれ。「フランス妖精民話集」も併せるといとおかし。民話って本当にいいものですね。しかし「フランス幻想民話集」だけまだ未読なんだな。っていうか未購入。教養文庫。なんとかして。

 それはともかくとして、「再話」というんですか、既存の物語を語り直したもの。有名どころでいうならば小泉八雲の「怪談」とか、マイナーどころでいうならば古井由吉の「グリム幻想」とか。あとまあ、ちょっと違うかもしれんけど、阿刀田高の「知っていますか/楽しむために」シリーズとか。
 わたしは多分、そういうものが、やりたいのだと思う。
 文章を書くこと自体好きなんですけど。話を考えるの好きなんですけど。
 既製のものの、バリエーションを考えるのも、好きなのですよ。視点を変えたりとか、解釈を捏造したりとか、或いはif物とか。

 わたしは割合脇役びいきな方でなので、物語の、脇役が活躍するようなエピソードを勝手に考えたりするのが好きだったのですね。ここでわたしならこういう展開を挟むのになあ、とか。それが段々、脇役活躍譚に限らず自分の好みのストーリー展開を考えてみるようになったり。或いは、納得いかない展開を、納得いくエピソードに改変してみたり。納得いかない人物の行動に、納得いく裏設定を与えてみたり。それはたぶんにご都合主義でいろいろ甘い考えなワケですが、たわいのない妄想だし、なにより楽しかったのですよ。
 そこへプラス、中学生の頃に読んだ「シンデレラ迷宮」。氷室冴子の。コバルト文庫。それで、そういう「形」はアリなのだと。なんか曲がった方向に開眼して。勢い余って「ジェイン・エア」読んであまりの暗さに死にそうになったりってのは完全な余談ですが。
 二次創作というものを書き始めたのもある意味この延長であるといえないこともない。そんで、阿刀田高の一連の作品や、なにより「グリム幻想」にはまったのは、当然の帰結というか。

 神話のページに関しては、紹介という目的が主であることから、捏造妄想を抑え簡潔に分かり易く書くことを第一に心掛ました。いやマジで勝手な解釈とか入ってないんですよ、原型に忠実なんですよ、簡略しただけで。
 それであの体たらくってのは、抑えても滲み出る己のカラー、ってことなんでしょうかね。というかあんなんがカラーな自分ちょっとがっかり。古井せんせー、わたしには「グリム幻想」への道は険しいですー。

 「
シンデレラ迷宮」は絶版の模様。にゃわー。「シンデレラミステリー」という続編もあるですが、そっちはデータすらなかったですよ。むーう。
 「グリム幻想」もおそらく絶版。PARCO出版刊で、挿し絵は東逸子でした。


20030214

 なんとなくバレンタイン記念読み物。

「骨」

 僕は彼女を細切れにして、大鍋でぐずぐずに煮込み肉を洗い落とした。すると、白い白い骨が現れる。彼女と同じくらい綺麗な彼女の骨。
 彼女はこの骨を一本に積み上げ、これを辿って塔にのぼってくれといった。そうして、あの雄鶏を捕ってくるのだと。
 今は物いわぬ白い骨の彼女。雲のように、雪のように、白く白く美しい骨。
 こんな美しいものに足を掛けて塔にのぼるなんて、なんて酷いことだろう。僕の汚らしい足で、彼女を踏みつけるのだ。とても心が痛む。彼女の美しい骨は、僕に汚されてしまうのだ。なんて惨いことだろう。
 けれど、時間は余りない。ここで躊躇っている余裕など僕にはない。今日中にあの雄鶏を捕らえ、悪魔の元へ戻らなければならないのだから。
 僕は彼女の骨を積み上げた。白くすべらかな骨は、一本の綺麗な柱になる。程良く突起の付いた、綺麗な柱になる。
 それをつたって、僕は塔の頂までのぼった。雄鶏はなんの抵抗もなく僕に捕らえられる。それはとても簡単なことだった。

 彼女がどうして僕を助けてくれるのか、正直僕には判らない。理由は全く思いつかない。
 僕は己の愚かさ悪魔と関わることになり――それは本当にくだらない理由だ――、この身は悪魔の手に落ちる寸前だった。彼女が居なかったら、僕は今頃、刺し殺され、焼き殺され、或いは散り散りに裂き殺されていただろう。
 それから逃れる術を逐一教えてくれたのは、悪魔の娘である彼女だった。次々に出される無理難題を肩代わりしてくれたのも、悪魔の娘である彼女だった。彼女は僕の代わりに森一つ分の木を切り倒し、彼女は僕の代わりに池一つ分の魚を全て捕った。
 そうして今度の無理難題、手掛かりも足掛かりもない塔の上の雄鶏を捕まえることを命じられたとき。彼女は文字通りその身を挺して、僕のための足掛かりとなったのだ。

 地上に降りた僕は、彼女の骨を拾い集めた。
 これをもう一度あの大鍋で煮なければならない。そうすれば彼女は元に戻ると、僕が細切れにする前、彼女は僕にそういったのだ。
 けど。からりと鍋の中に彼女を放り込んだとき、僕は気付いた。骨が足りない。彼女の白くて美しい、小さい足の指の骨が足りない。
 どうしよう。僕は困った。今から彼女の骨を探しに行っていたのでは、悪魔との約束の時間を過ぎてしまう。そうすれば僕は悪魔の下僕になり、彼女の献身は全て無駄になる。
 僕は断腸の思いで、鍋を火にかけた。骨が一つ足りないまま、彼女の骨を煮た。可愛い小さな一つの骨だけを欠いた、彼女を。僕は彼女に申し訳なかった。心が痛んだ。彼女の骨。小さな足の指の骨。白くて美しい骨。愛らしい骨。それを無くしてしまったことが、身を切られるように辛かった。
 やがて鍋から、身を付け元の姿に戻った彼女が現れた。足の指が一本欠けていたけれど、彼女は綺麗だった。
 僕は彼女に手を伸ばし、その身を抱きしめた。
 この中に、彼女はあの白い美しい骨を隠している。雲のように白い骨。雪のように白い骨。可愛い骨。彼女を愛しいと思った。身の中にこの世の中で一番美しいものを蓄える彼女が、なにより愛しいと思った。

 雄鶏を持って戻った僕を見て悪魔は驚き。これで最後だと、また難題を僕に課した。
 顔を隠した三人の娘の中から、彼女を当てること。
 三人は姉妹で、体つきは流石に似ている。顔は厚い布で覆われ、全く見分けが付かない。
 けれど、僕の彼女は。僕があの可愛い骨を忘れてしまったために、足の指が一つ足りない。置き去りになってしまった彼女の骨。塔の下、草むらに紛れ。白い小さい骨がぽつんと置かれている。悲しくて寂しくて、胸が締めつけられる。
 僕は、足の指が一つ足りない、美しい白い骨を持った愛しの彼女の手を取った。彼女の柔らかな手を握りしめ、彼女を引き寄せその覆いを取った。
 それで悪魔は僕を諦め、僕は彼女を連れて悪魔の棲み家を後にした。僕と彼女は結ばれて、末永く幸せに暮らすのだ。

 そして、僕は、想う。
 締めつけられるほど切なく、切り裂かれるほど哀しく、想う。
 塔の下。草むらの中。ぽつんと忘れられた白い骨。
 彼女の白く美しい骨。
 可愛い寂しい、白い、あの小さな骨と。
 白く美しく愛らしくこの世の全てよりも素敵な。
 綺麗で柔らかな彼女に包まれた、彼女の中の骨たちを。

 フランス民話「暗黒の山」より


20030213

オールカラー完全版 世界遺産 第1巻 ヨーロッパ(1)
オールカラー完全版 世界遺産 第2巻 ヨーロッパ(2)
オールカラー完全版 世界遺産 第3巻 アジア(1)
オールカラー完全版 世界遺産 第4巻 アジア(2)
オールカラー完全版 世界遺産 第5巻 アメリカ大陸
オールカラー完全版 世界遺産 第6巻 アフリカ大陸
オールカラー完全版 世界遺産 第7巻 日本・オセアニア
    講談社編/PPS通信社/水村光男=監修/講談社+α文庫

 を、まとめて読了。
 第1巻。キジ島の木造教会、玉ねぎドームが素晴らしい。木造であそこまで出来るんなあ。
 第2巻。ウルネスの木造教会、鋭角がたまらん。カサ・ミラって世界遺産だったのね。
 第3巻。タージ・マハルが圧倒。あと、カッパドキアは一回見とけ絶対見とけ。
 第4巻。己が仏教徒であることをしみじみ感じ入ったり。
 第5巻。中米ピラミッドはなにより美しい。ジャングルと石。ああうっとり。
 第6巻。ジェンネ旧市街のももっとした感じが可愛いな。
 第7巻。ペンギンがーっ! マッコーリー島な、よし覚えた。


20030212

 体調不良で仕事を休んだいぬだです。
 なのに呑気に日記なんか書いてますよあっはっは。

 それはともかくとしてかなり投げ遣りな気分です。つまり仕事関連なのですが、リストラ扱いでクビにしてくれたら失業手当がすぐ出るのになあ等と考えてしまう辺りやばい感じ。
 ところで勤め人状態だけど名目上フリーランス、つまり自営業で出向扱いとか? になると、書籍代やパソコンハード&ソフト代というのを必要経費にしたりできるのでは、とちょっと考えてみたり。専門書とか雑誌とか、そうなるとかなり助かるなあ、とか。年末調整のあまりの少なさにめまいを感じつつ。
 半勤め人、半自営業。事務所登録だけなら資金もいらんし、真面目に考えてみようかしらん。
 なんちて。


20030211

 85000ヒッツありがとうございます。

 飛び石連休って好きです。休み一日しかないからなんにも出来ないしーとかイイワケめいたこといいつつだれーんと休めるので。降ってわいたサボり日みたいな。


20030210

 ウイルス駆除してましたーぜいはあ。
 感染の経緯は、こんなん。

 とあるサイトのトップページがえらくシンプルにリニューアルしてて、そこには「ウイルス感染してましたー。数日中に閲覧したことのある方はウイルスチェックしてみて下さい」といった感じの文章と、バスターウイルスチェックのページへのリンクが。
  ↓
 ネスケだし関係ないかーと高を括りつつ一応チェック。
  ↓
 感染ファイル8、と結果表示。ふぎゃ。なぜに。

 そんでまあ、バスターは常駐量がでかいので、マカフィーのウイルススキャン体験版をインストール。感染ファイルを削除しまくりましたよっと。
 いちおう、ウイルスの種類は、ぶっちゃけ
ハイブリスバッドトランスクレズサーカムでした。揃いも揃ったり。怖すぎです。
 html等HP関連のファイルは感染していなかったのでサイトの方は大丈夫、ってのが不幸中の幸い。けど、ハイブリスなんかはあーゆー性質だし、ひょっとしてどっかに二次災害及ぼしてるかも。あー、まいった。もしわたしから謎の添付ファイル付きメールが送られてたら問答無用で削除して下さい。すんません。

 で、反省。
 アウトルック使ってなくてもIE使ってなくても、感染するときゃするのだな。ううう豪快にリソース食うけど常駐させるよ、ウイルスチェッカー。世の中嘗めててゴメンナサイ。

 ゲーム日記。
 オルタのステージ5をBランククリア。雪原疾走ステージでなんか楽しかったよ。で、次はAルートへ。Bランク以上でクリアだとAルートなんかな。わからん。

 こんしゅーのちぇっく。

2/12

「山下和美作品集 1億1千万のわたし」山下和美/講談社漫画文庫

2/13

「帝都探偵物語(1)」赤城毅/光文社文庫

2/15

「風の杜夜話(3)」市川ジュン/あおば出版

2/中

「ルナル・サーガ・リプレイ 月に至る子(2)」友野詳/富士見ドラゴンブック→延期


20030208

 wowow でやってた「銀河鉄道999」をほげーと見る午後。アンタレスのオッサン格好いいなあ。燃える。
 この2月はwowowアニメフェアなるものが開催されとるのですよ。とりあえずわたしは11日の「科学忍者隊ガッチャマン」、「マジンガーZ対デビルマン」、12-13日の「青の6号」、そして25-27日の「人造人間キカイダー」をチェキだー! うきうきと番組表に○を付ける今日この頃。楽しい。

山伏地蔵坊の放浪」 有栖川有栖/創元推理文庫
 BARで行われる土曜の定例会にて山伏の地蔵坊が語る体験談は、全て奇妙な殺人事件ばかり。という趣向の計七編の短篇集。探偵役は(事件譚の)語り手の地蔵坊であり、ある種自慢話だったりもします。しかも風体がイカニモ胡散臭げでいい感じ。さらり気楽に読めるですよ。

カナリア〜この願いを歌に乗せて〜」 ヤマグチノボル/角川スニーカー文庫
 同タイトルゲームのノベライズ。但し全年齢推奨のアナザーストーリーで。無気力無趣味な転校生が不純な動機でギターを始めたことから始まる青春ストーリー。
 書き手さんはゲームのシナリオライターで、まあ知る人ぞ知る人でもあります。この人の文章好きなんですよ。割と無条件で。しかしなんで今頃読んでるかっていうと、まあ勿体ながって積んじゃってたのだな。あと、ヒロインが苦手だったのと。同趣向で絵理やめぐタンのストーリーも読んでみたいのう。これはこれで面白かったですが。

ミステリーのおきて102条」 阿刀田高/角川文庫
 ミステリにまつわるエッセイ102編。そらもう縦横無尽に。端々で披露される知識の広さ深さにはもう脱帽です。ミステリ好きにもそうじゃない人にも、全年齢全方向にオススメ。気軽に興味をそそられる項目から読んでみましょー。

金田一耕助の新冒険」 横溝正史/光文社文庫
 横溝正史の長編の原形となる短編ばかりを集めた短篇集第二弾(ちなみに第一弾は「金田一耕助の帰還」。未読)。長編の方が未読或いは忘却の彼方なので読み比べが出来ないのが残念ナリよ。というか長編探しの旅に出たくなりました、探さないで下さい。なんつって。

 あと、ナンシー関の「
何がどうして」(角川文庫)、「耳部長」(朝日文庫)、「秘宝耳」(朝日文庫)を一気読み。この人の文章は小気味いいよな。着眼点も絶妙だし。惜しい人を亡くしましたホント。


20030207

 西川魯介作品リストに追加。
 単行本発売の告知が載ってましたね、増刊嵐。というわけで三月末まで刮目して待つですよ。

 なんか知らん間に建築基準法が改正してて、申請書類なんかも改訂されちゃってて思わぬ訂正作業が発生あらびっくりな今日この頃のお仕事でした。告知せいやぁお役所、とやんわり尋ねたところ、士会から連絡いってるはずですが、とのお答え。あーのーなー、建築士が全員建築士会に入ってると思うなっつうの。わしは会員じゃないし当然そんな連絡ももらっとらんわ。たくもう、いやんなっちゃうわ。

 ゲーム日記。
 オルタ、ああもう帝国軍しつこいんじゃあ、のステージ4。DDDSで計Cランククリアでした。ボス戦以外全部Dランクって一体。というかCランクの下があったのか。ところでストーリー分岐が今ンとこ全部Bルートなんですが、これはへっぽこだからですかそうですか。


20030206

 ごっつい久しぶりですがメインコンテンツを更新したですよ。
 
アステカ神名事典にイツパパロトルの項、マヤ神名事典にアカヌム、アハウ・チャマヘス、アフ・カク・ネショイ、アフ・キット・サマルクム、イシュ・チェベル・ヤシュ、スフイ・ツィプ、タバイの項追加。
 つまりネタが入荷しました。というか積ん読消化熟成みたいな。


20030205

 FREAK LiKE のしぎはらさんから「西川魯介応援イラスト」頂きましたですよ。ありがとうございますー、やっほう。ついでに西川魯介コーナートップをちびっと模様替え。

 ゲーム日記。
 少しは弾避けろよわたし、という感じの今日この頃、オルタのステージ3はまたまたCランククリアでした。しかもボス戦で一回死んだよ。おお死んだとも。ボス戦からやり直し、でなんとかクリアしたけど、そろそろやばいかな。あー、なんかAZEL再プレイしたくなってきた。というかストーリー気になるしオルタRPG版出してつかぁさい。


20030203

 太巻き食べてますかー、東向いて黙々と。

 
「僕夏」攻略 を若干改訂。恵バッドエンドについて、です。情報頂きまして、確認したですよ。うへへ、コンテンツ作っててよかった。

 こんしゅーのチェック。

2/3

「ぼくの彼女はウエートレス(2)」重野なおき/芳文社

2/4

「HUNTER×HUNTER(16)」冨樫義博/集英社
「シャーマンキング(23)」武井宏之/集英社
「ONE PIECE(27)」尾田栄一郎/集英社

2/5

「彼氏彼女の事情(15)」津田雅美/白泉社
「ふふふの闇(2)」山田ミネコ/MF文庫コミック版

2/6

「恐怖症博士」高橋葉介/秋田書店


20030202

 ナイスサーチエンジン「ヤクタターン」。
 「役に立たないしょーもない」という条件は意外と難しいと思います。


20030201

 学生の頃、電車であったちょっと電波な人の話。

 青年だか中年だかよく判らない頃合いの男なんですが。電車の中を移動してきまして、女ばっかり座っている4人掛けボックス席で長い髪の女の隣が空いてる席、そんな条件に当てはまる座席を探し、座ります。そして、
「すいません、ティッシュ下さい」
 とひとこと。
 怪訝に思いつつ女性がティッシュを一枚渡すと、彼は貰ったティッシュを使うでなく仕舞うでなくただ持っています。
 で、その女性が電車を降りるため席を立ちますと。おもむろにシートをチェックして長い髪を拾い上げ、貰ったティッシュで包み。そしてどこへともなく車両移動していくのでした。
 ちなみに髪の長い女性がなかなか席を立たない場合、彼は別の席へ移動し同様の行動を繰り返します。
 またある時、比較的車内が空いてるときなどは。貰ったティッシュもひらひらと、車両から車両へ徘徊し、空いたシートに残された長い髪を集めていくのです。

 わたしは割と髪を伸ばしていることが多いので、一度隣りに座られたことがあります。ティッシュはあげませんでした、鞄から出すのが面倒だったので。

 サイコな人のエピソードを某所で読んでちょっと思い出したので、書いてみました。どっとはらい。


過去分

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