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モンゴルへ行ったのさ
〜遊牧民体験!騎馬トレックとゲル作り8日間 9907〜
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7月 3日「旅立ちの朝」 日本は雨→ウランバートルは曇りのち小雨

 抜けるような青空、頬をなぜる夏風、いやみなくらい爽やかな7月の朝、我々は仙台空港を飛び立ちました。

 うそぷー。

 朝5時起床とわかっていながら寝たのはついさっきというか午前2時のオオバカモノが目覚めると、雨音はショパンの調べでした。古い。
 雨空の中トランク担いで、空港最寄りの駅で同行の友人ズ、テケちゃん&イナゴちゃんを待つ。
 しかし。約束の時間を過ぎても現れやしねえ。
 待つこと25分。約束の時間を10分ほど過ぎて友人ズ登場。いくら仙台時間は前後30分に幅を持たせるったてよう――と思ったら、どうやらJRが遅れた模様。みんな雨のせいなのよ、ひいてはオイラのせいなのよ、と唯一の雨女イナゴちゃん初っ端から謝り倒し。この先が思いやられるつうか。

 仙台から関西国際空港へ。
 そして関空からウランバートルへ――なのですが、国際線と国内線の乗り継ぎが結構タコな上モンゴル航空は一時間ばかり遅れて下さりましたので、五時間近く関空を放浪しました。もう空港内はばっちりです。目えつむったって歩けます。歩くだけならね。
 モンゴルの通貨はトゥグリグ(TL)で、99年7月のレートは1$=1000TL。ちなみに本日1$は123円也。モンゴル国内はドルも使えるとのことで、ツーリストはドルを使うことが一般的のようです。ドルっつったら大抵の国で使用可だし。
 で空港で円をドルに換金したり、ツアーの皆様とご対面したり、なおある待ち時間にハーゲンダッツでアイスを食べたり、讃岐うどんの汁の白さにおののいたり……そんなことしてるうちに出発の時間となり、モンゴル航空OM904便はウランバートルへ旅立ったのでした。

 まあ国際線ってのは大概そうなんですけど、スッチーさまは日本語を話してはくれません。
 大阪−ウランバートル便なので日本語の説明は必ずあるし映画も日本語の字幕付きなのですけど、スッチーさまは「Tea or coffee?」。昔「コーヒー」と答えたら「コーク」がきてしまったという愉快な知人を思い出します。コーヒーが欲しいときは、多少大袈裟に「カフィ」と発音するのよ。
 モンゴルと日本の時差は一時間。つまり、モンゴルが八時の場合、日本は九時。てなわけでちゃっちゃと時計を直します。これからの表示はモンゴル時間なりよ。
 ところで飛行機の中で モンゴル映画の上映があったのですが、終了前にウランバートルへとーちゃくしてしまいました。マンドハイという名の女性がヒロインの歴史物なんですけど、結末わからんままです。うおーい。

 ウランバートル空港にて現地ガイドの方と合流です。その名もコムギさん(仮名)、妙齢の女性。
 しかし、モンゴル人女性が一様にスレンダーでビュリホなスタイルなのは、なぜかしら?足が綺麗なのは正座の習慣がないからね、と友人'Sの間で結論づけました。ねーちゃんええ足しとんなー、じゅるじゅる。
 飛行機が遅れたおかげで衝いたのは八時近かったのですが、空はせいぜい五時六時の明るさでした。どうも日没は十時くらいらしい。白夜。なんつって。そもそも白夜だったら日没しませんな。

 空港からバスでホテルへ、そして夕飯。
 ……機内食を頂いたのが結構ついさっきで、しかも割とボリュウムがあったのを食べ尽くしているので全く空腹じゃないのに容赦なく夕食です。てっきり機内食が夕飯だと思っていたので、全くセーブしなかったのはウカツ。
 その席でコムギさんのお年がオイラと同じと割れました。なんつうか、年相応じゃない外見だと、お互い大変でございます。

 で、明日は市内観光なのです。


7月 4日「ウランバートルより愛をこめて」 雨だったり晴れたり曇ったり

ボグドハーン宮殿博物館前で購入した絵 51KB
 目覚めると外は爽やかなモンゴル晴れ、ではなくやや薄曇りなお天気の朝でした。
 バルコニーに出ておバカな記念写真を友人'Sと撮りまくってるうちに朝食のお時間と相成り、食堂へ速攻移動です。バイキング形式なのが偏食魔王としては大助かりでした。

 空模様が天気雨状態なので、ザイサントルゴイに登るのを後回しにしてボグドハーン宮殿博物館見学へゴーです[写真:宮殿の外 25KB]。
 中国の影響がバリ見られる木造建築の宮殿は釘を一本も使っていない総木組みで、第八代ボグドハーン氏の冬の宮殿として建築されました。完成が1919年ということは現在築八〇年。以外と新しいです。
 そしてその内部には、仏教芸術やら芸術家ザナバザル氏の作品やらがうじゃうじゃ展示されております。「珍しい動物の剥製」コーナー(勝手に命名)の中に魚介類の剥製があるのが、ああそうか、モンゴルは海のない国なのだなあとしみじみ。
 ちなみに中で写真撮影をしたい場合は4ドル支払わなければなりません。これは宮殿の維持費の足しになるらしいです。

 宮殿の外にあるアートショップで民族衣装(デール、45ドル)を購入。帽子(マルガイ、10ドル)も購入。いや、自分用の土産に民族衣装だけはと。んで、チョーシにのって同じくデールを買った友人'Sと試着して記念撮影大会です。店内で。なんちゅー迷惑な客なのか。
 モンゴル人の顔立ちというのは日本人とさほど変わりません。モンゴロイドという言葉は伊達ではないのです(?)。よって、モンゴロイドなオイラたちは、自分でいうのもなんですがデールがすっげえ似合いました。でへへ。しかし、アタクシだけ「中南米の子供」呼ばわりなのはナゼですか。髪型がお下げだからですか。つーかイイトシしてお下げで歩いてんなよ。

 気温が涼しかったので、デールを来たまま国立自然史博物館へ移動。そのまま見学するアホな日本人観光客。ちなみに館内は写真撮影は5ドル、いい商売してます。っていうか、館内撮影オッケーな博物館というのは珍しいと思うのですが。フラッシュで展示品痛みませんか。
 モンゴルの歴史を駆け足で眺めます。
 そしてモンゴル各地の民族衣装コーナーでビックリ。アミダラ女王とこげな場所で会えるとは(注・某エピソード1のクイーン・アミダラのある衣装・髪型は、モンゴルの花嫁衣装にそっくり)。

 お次はスフバートル広場[広場]。
 気温が上がってきたのでわたしはデールを脱ぎました。しかし、連れの一人はバスの運転手さんに着付けをなおしてもらったばっかりで、「好意を無にはできないわ」と炎天下(大袈裟)の中厚着で果敢に外へ飛び出します。
 熱射病になるんじゃないわよ。
 スフバートル広場はウランバートル市街中心部にある広場で、モンゴル革命の英雄スフバートル氏の騎馬像が威風堂々建てられております。
 ちょうど士官学校の卒業式(?)だったらしく、そのまわりを若き軍服さんたちが行進しておりました。そして、そのまわりには花束を持った親族と思しき人々。なんか、微笑ましいです。

 昼食は市内のレストランで済ませたあと、ガンダン寺院へ。
 ガンダン寺院はチベット仏教のお寺さんで1838年建立とのこと。現在は仏教大学なんかも併設されてます。
 寺院の一つの中に激しく巨大な仏像(しかも立像)がありまして、しみじみ拝みました。世界人類が幸せでありますように。うそ。ちなみにこの内部は撮影が10ドル[
これは外部]。
 モンゴルは信心深い人が多いようで、妊婦さんや結構若い者が真剣に拝んでるのが印象に残りました。

 そのご無謀にも市場(ザハ)へ寄り(なぜ無謀かというと、ひしめき合う人車馬、「財布はバスに置いていった方がいいですよー」というガイドのコムギさんの言葉が全てを物語るつうか)、そして後回しにしていたザイサントルゴイへ[途中の道路]。
 ザイサントルゴイというのはウランバートル市街南方にある小高い丘で、頂上の広場にはモンゴル風の灯火台(トルガ)があります。それらはコンクリートの壁に囲まれ、壁の内側には旧ソ連とモンゴルの友好を表したモザイク画が描かれているのでした。
 広場までは結構急な階段をえんえん上り、頂上に到着すると眼下に広がるウランバートルの街[
眺望]、ってな寸法でございます[見下ス]。

 んで市内観光の最後を飾るは、民族舞踊と伝統音楽のコンサート。
 馬頭琴他の楽曲、仮面舞踊、そらもう絢爛豪華な世界が繰り広げられました。あのにーさんかっこいいわね、んもう目の保養、とか友人'Sとアホウな会話を交わしたけどね。ふふふ。

 市内観光は以上で終了。
 明日からいよいよ草原です。


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