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◆ 設定のような語りのような ◆
聖戦の系譜+トラキア776。この二つの、証されていない部分やらなんやらを妄想力で補ったり、ほかいろいろ考えてみたことなど。
やさぐれリーフくん繁盛記
ヒルダ様の神族のナゾを解いてみる
ベオウルフに隠し子、が許せないアナタのためのウルトラC
<やさぐれリーフくん繁盛記>
友人と電話で話した馬鹿話より。
もし、キュアン&エスリンがイード砂漠へ連れて行ったのがアルテナではなくリーフだったら。
というかですね、危険がありありわかりきっている行軍に、子供で、女の子で、嫡子を同行させるのはどうよと思うんですよ。それでまあ、アルテナはレンスター城にて強制お留守番、リーフだけ連れて行ったと。
史実(?)どおりレンスター軍はイード砂漠にてトラキア軍に強襲され、悪条件が重なってレンスター軍は全滅の憂き目にあいます。
死屍累々の戦場でトラバントはゲイボルグを確保、王太子妃に庇われ火がついたように泣く赤子は、聖痕も特に見受けられなかったため放置。とどめは砂漠が刺すだろうさ、とかいってドラゴンナイツを率いて帰国の途につきます。
さてそこへ。
戦場跡のお宝漁りのため成り行きを伺っていたイード砂漠の盗賊団が、トラバント達の姿が完全に消えるのを見計らって登場。鎧や武器などの身ぐるみを剥いで売り飛ばすだけでも結構な金になるモノ、と収穫に参ります。
率いていたのは盗賊団のNo.2。頭の回る彼は、赤子のリーフを見つけ考えます。赤子を抱いている女はどう見ても身分ある者。恐らくレンスター軍を率いていた者の妻女。更に、鍛え上げた光の剣や杖付き。産着は絹でかなりいい仕立て。赤子を保護しておけば、素性によってはかなり面白いことになるかも知れない。
そんなわけでNo.2……じゃあんまりだから命名ガレスは赤子を連れ帰ります。リーフの名前は産着の刺繍から。父親と思しき男は槍使い、母の形見は剣と杖、ということでオールラウンドに教育してみたところ、スジがよいからめきめき上達。情の移ったガレスは、リーフを養子にすることにしました。
そして月日は流れ。
有能な盗賊団幹部に成長したリーフ君(マスターナイトだけどレベル12くらい。いきなりクラスチェンジして現れたセティと同じ裏技(笑)を使ったと思われる)は、バイオレンスな日々を送っておりました。
ところが養父ガレスが、盗賊団の内部抗争により命を落とします。手を下したのはNo.1。下っ端どもに支持の厚いガレスに疑心暗鬼になっての凶行でした。
養父を慕っており且つ己の身の危うさも察したリーフは、秀吉のごとき早業で敵討ち。盗賊団を乗っ取りました。
No.1派の危険分子を追放したリーフは、盗賊団の展望を計算高く思案しにわか義賊に転身。金持ちを襲って金品を貧しいものにばらまき(もちろんピンハネ済み)、民衆の支持や無償の協力者・情報提供者を得ていきます。
そんな盗賊ライフの中、こっちはほんまもんの義賊であろうデューやパティと遭遇して敵対したり馴れ合ったり。
そんでやっぱリーフ×ティニーにしたいので、二人の出会いなんかも考えてみました。
セリスがイザークを出立した頃。
リーフ君はフリージの要人を誘拐し身代金を奪うことを計画し、フリージ王の姪ティニーを誘拐します。
ところが女王ヒルダが身代金要求など飲むわけもなく。
いい厄介払いが出来て、むしろ感謝してるよ。なんて台詞を伝え聞いてしまったリーフは、見捨てられたティニーに流石に同情。責任を感じいろいろ構っているウチにいつの間にやらフォーリンラヴ。
イシュタルが単身ティニーを救出に来たりもするわけですが、紆余曲折の末和解し、ティニーを託して去ってったり。うわい。
その後パティの仲立ちで解放軍に協力することになったり、そこで出会ったフィン&アルテナによって素性が判明してみたり、ティニーの兄に喧嘩売られたり(笑)するんだな。
ああ、結構いいかも。
<ヒルダ様の神族のナゾを解いてみる>
一〇章において、クイーン・ヒルダ様はこうのたまいました。
「あたしも皇帝家と同じヴェルトマーの出身だ」
しかし、しかしです。ヒルダ様の神族にぺかぺか光るのはなぜかダインの血。ファラじゃなくってダインの血。
それはただのプログラムミス、だってイシュトー、イシュタルはトードとファラが光ってるし(うろおぼえ)、というもっともな意見はここでは却下。
ヒルダ様はヴェルトマー家出身でも光る神族はダイン、という事柄のみから、ヒルダ様の両親と幼き頃のヒルダ様についてを考えてみました。
貧しく、スイスの如く国を揚げた傭兵稼業で国家財政を支えるトラキア王国。
当時の王はトラバントのパパで、息子同様自ら傭兵団を率いるある意味困ったちゃんな人です。
そんな彼には妹がいました。王妹、名前がないと不便なのでカサンドラ、愛称ドーラとしましょう。ドーラはドラゴンマスターで、王率いる傭兵団にあって一部隊を任せられる勇猛果敢な姫君でした。
さて、そんなトラキア傭兵団に、あるときヴェルトマー公国からの依頼がきます。
フィノーラで反乱が起き、一番近所のヴェルトマーが中心となって出兵することになった。しかし砂漠での行軍はロートリッターの中核をなす魔法騎士がかなり弱体化してしまう。つきましては貴軍の竜騎士の助力を得たいのだがいかがなものか。
トラキアとグランベルの間には当時確執はありませんし、豊かなグランベルというのはトラキアにとって上客。トラキア王は即座に派兵を決定しました。さてどの部隊を派遣するか。
そこに名乗りをあげたのはドーラ姫です。国対国の戦争ならいざ知らず、たかだか局地で内乱だろ? あたしの部隊でだけでじゅうぶんさ。傭兵団に揉まれちょっぴりいなせなドーラ姫は、さっそくヴェルトマー公国へ向けドラゴンを駆るのでした。
一方、フィノーラ内乱平定の部隊を率いるのは、ヴェルトマー公爵ヴィクトルが幼少のときから将軍職についていた歴戦の魔法騎士。
ヴェルトマー家の傍系ながらこれといった身分を持たない彼には、息子が一人いました。
神の血こそ薄いですが優秀な魔道士である息子、名前をアシュナンとしましょう。どちらかというと頭脳労働が得意なアシュナンは参謀として従軍し、父を助け戦略を立てトラキア傭兵との交渉ごとも担当します。
この内乱を通じてアシュナンとドーラは恋に落ちました。
アシュナンはドーラが嫁ぐには身分が低すぎましたが、軍功他を認められ伯爵位を叙爵、ヴェルトマー公国内に領地を賜ります。そしてめでたく、ふたりは結婚するのです。
このアシュナン卿、ドーラ夫人の長女が、ヒルダ様です。
ヒルダ様はドーラ夫人に似て美人でいなせですが、同時に強情で野心家な娘さんでした。
幼少のみぎり、次期ヴェルトマー公爵アルヴィスと共に教育を受けていたヒルダ様は、同年代の公子達、ブルームやダナン、クロードらと知り合います。みんなのアイドルになるには気の強すぎたヒルダ様ですが、ブルーム少年の崇拝を受けたりしてそれなりに気分のいい少女時代を過ごしました。
しかし、遺憾ともしがたいのは神の血です。仲間達は皆聖痕を持ち神族がぎらぎらと輝いているのに、自分は遠い異国のダインがちょっぴり光るだけ。
ヒルダ様的には母上の母国を貶めたくありませんが、グランベル人がトラキア傭兵風情と彼らを格下に見ているのはまぎれもない事実です。
ヒルダ様は悔しい思いを抱きました。
粗暴なダナンやお人よしのブルームより、あたしの方が聖痕を持つに相応しいのに。
そんな屈折した思いにちょっとうじうじしていたとき、ヒルダ様はレプトール卿より、息子の嫁となる気はあるやいなやと、婚姻の打診を受けるのです。
……いや、ヒルダ結構好きなんですよ、わたくし。汚れちまった大人なので、ヒルダやレプトールあたりの心情のほうが理解できるってのもありますが。セリスをぶつけたときの戦闘会話、
「おまえはセリスだね! くっ…おまえのためにブルームやイシュトーは…許さないよ!!」
に、ぐっとくるものがあったなあと。
そんなわけで、ヒルダのかっこよさげな事情を考えてみたかったと、それだけです。
でもこれだと、トラバントとヒルダはいとこになって、フリージ王国とトラキアの関係はよりドラマティックになるなあ。よしよし。
<ベオウルフに隠し子、が許せないアナタのためのウルトラC>
トラ7で物議を醸しだしたフリーナイト・フェルグス。
フリー→フォレストナイトな兵種、金髪、そしてベオの剣。
ベオウルフがアグストリアに流れる前、コノートの王女と恋に落ちてできた息子なのだあ、そんなふうに想像されます。
まあ、わたくしの脳内聖戦ではベオは独身なので、年も年だし過去に隠し子の一人や二人居てもなんの不思議もないわいなあ、と思ったのですが。我が友人の脳内聖戦に於いてはベオはブリ姉さんの旦那なので、心中穏やかではありません。
それで、嘘設定をでっち上げ、精神安定に協力したのが以下です。
ベオウルフは実はコノートの王子であり、フェルグス母はその妹。しかし、ベオは父王との折り合いが悪く、ある時身分もなにもかも捨てて出奔するのだ。
フェルグス父はベオが身分を伏せて街に出ていたときに既知を得た傭兵の友人で、ベオを傭兵組合(笑)に紹介したりする人。で、ベオが出奔した後尋ねてきたベオの妹と恋に落ちるんだな。
つうことでフェルグスがベオの剣もっててもオッケイ。
更に。
ベオの母つまりコノート王妃はアグストリア貴族で、ノディオン王家縁のもの。
おお、ベオとエルトシャン友人の謎もコレでばっちり解消だ。おまけにデルムッドがベオの剣装備できるのもハァ納得、じゃん。
ビバ、ご都合主義。
そんなわけで、友人の脳内聖戦におけるベオブリ夫妻隠し子発覚による破局の危機は回避され、おまけにバーハラの悲劇後ブリギッドがコノートへ行く理由もばっちり説得力が出来てしまったのであった。
めでたしめでたし。
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