ようこそ公立相馬総合病院のホームページへ

〒976-0011 福島県相馬市新沼字坪ヶ迫142

TEL 0244-36-5101 / FAX 0244-35-5819

名誉院長・院長あいさつ

名誉院長あいさつ                           

公立相馬総合病院 名誉院長 熊川 宏美

 平成28年春、予定通り2年間で院長職を辞することとなりました。今後は名誉院長として引き続き相馬の地域医療に尽力していく所存です。院長時代の2年間は地域住民へのサービスの充実、診療科の充実、病院からの情報発信の充実などを当面の目標に掲げ全職員とともに努力をしてまいりました。短期間ではありましたがそれぞれについてわずかながらも一定の成果もあり、今後への展望が開けた部分もあったものと考えております。しかしながら、震災後の当院における診療体制の弱体化、相馬地域における医療介護の分野での人材不足や地域住民の高齢化の進展など課題や問題が山積しております。さらに地域包括ケアシステムや福島県地域医療構想などへの対応等、新たな課題も浮上してきております。
 もとより微力ではありますが今後も地域住民の皆様にさらに満足のいただける病院をめざし努力して参りますので、今まで同様に皆様のご理解とご協力のほどお願い申し上げます。

院長あいさつ                           


公立相馬総合病院 院長 金田 寛之                    

 当病院は福島県浜通りの最北端に位置する新地町と相馬市で構成する相馬方部衛生組合が運営しております。昭和45年の開設以来、地域が必要とする安全で質の高い医療を確保し、保健福祉の向上に貢献するべく、人材の確保・育成・設備の充実を図ってきました。
 当地は、千年以上続く、相馬野馬追祭の伝統を守っている歴史の町です。風光明媚な土地でありましたが、東日本大震災では大きな打撃を受けました。病院には津波の被害はありませんでしたが、職員には、家族を失ったり、家を流されたりした者が大勢いました。しかし、彼女らは、涙を見せることなく、来院する患者さんたちを励ましていました。彼女らのモチベーションは、まさに医療人としての矜持だったと思います。このような多くの職員がいたことに、私は誇りに思っています。また、地元医師会との関係は、極めて良く、これが震災後の混乱を乗り切る原動力となりました。
 震災後5年が経過し、昨年、常磐道が全線開通し、今年中にJR常磐線が開通するなど、少しづつ復興しています。当院も老朽化した旧病棟を解体し、昨年3月に新病棟が完成し、皆、心を新たにしています。内科、外科、整形外科、脳神経外科、産婦人科等の外来診察室を刷新するとともに、手術室、人工透析室、消化器内視鏡室、リハビリテーション科なども大幅なリニューアルを行いました。このほか、化学療法室、入退院支援センターなどを新たに整備したことに加え、相馬方部訪問看護ステーションが新第1病棟内に移設されたことにより、在宅医療をはじめ地域医療の充実と患者サービスの向上が一層図られるものと期待しております。これからも、地域医療機関との連携をさらに強化し、来るべき超高齢化社会に対し、包括的医療の中枢を担っていくべきと考えます。
 平成24年9月に基幹型臨床研修病院の指定を受け、平成26年4月より研修医の受入れを始めました。そして今年3月第1期生の研修修了者を輩出しました。現在も3人の研修医が病院内に活気を与えてくれています。
 人的、機械的設備の点で、当院が完全なものでないかもしれません。しかし、住民に対する思いやりの点では、ほかのどこにも負けないようにしていきたいと思っています。医療の基本である、人と人とのつながりを大切にし、地域から愛される日本一優しい病院にしたいと考えています。これからもご指導よろしくお願い申し上げます。