洗濯物の量が少ないのに、いつものの分量を入れたり「思いっきり白くしたい」と
思わず”スプーンでもう一杯分を”プラスしたりと、石鹸や・合成洗剤を洗濯機に
入れすぎては居ませんか。
余分に入れたからといって、洗濯物はより白くはならないようです。
洗濯石鹸や・合成洗剤がもったいないようです。
自然環境に悪影響が有ります。
各家庭で使われる各種合成洗剤 洗濯用合成洗剤の表示

石鹸や合成洗剤が自然環境にどのような影響を与えるか?。

分解されやすさ(生分解性)について。

当時まだ生分解性が良くなかった合成洗剤が、洗濯後の排水とともに流れ出る
ことによって河川や下水処理場での泡立ちが問題になったが、その後合成洗剤
は分解しやすい成分に西漸されました。
石鹸や合成洗剤などの有機物は河川に流入した後、水中の微生物によって最終
的には二酸化炭素と水に分解されます。
排出量が多いと微生物の分解能力を超えてしまうために、河川の水質を汚染して
しまいます。
石鹸や合成洗剤は入れすぎ、きちんと測って、適正な量で使うようにしましょう。
種類 BOD
(g)
COD
(g)
TOC
(g)
全窒素
(mg)
全リン
(mg)
石鹸 34〜56 12〜15 15〜23 20 0.01〜0.02
複合石鹸 26 8.1 11 190 0.01
合成洗剤 3.5〜8.2 0.7〜3.5 1.7〜5.6 2.0〜160 0.01〜2.0
★汚れを出さないために
(東京都消費者生活総合センター調べ)

★BCO:生物化学的酸素要求量
        (数値が高いほど環境負荷が高い
★COD:科学的酸素要求量
        (数値が高いほど環境負荷が高い
★TOC:全有機炭素量
        (数値が高いほど環境負荷が高い
結論
石鹸や合成洗剤などの自然環境への影響を見るには
生分解性や有機物のの負荷・水生生物への影響などと、様々な面から総合的に
調べる必要があります。

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