同じくシリンダー内部です、
特に目立った傷もなく非常にきれいですが、
微妙に楕円になっています。
クランクシャフトのアップです。
この距離でオイルスラッジが
ほとんど無いのは驚異ですね。
悪魔の爪痕。
3番のメタルに磨耗を発見!
だいぶけずれかけています。
入庫前にエンジン
ルームから聞こえていた(コンコン)した音
はこれが原因でしょう。
前回送った写真のヘッドの部分に
一気筒だけバルブの焼け具合の違う写真
が在りますが、同じ気筒です。
メカニック曰く後数千キロ走っていたら
焼き付いていたかもとの事です。
今のところまだエンジンの内部部品の選定を行っているところですが、
基本的な方針としてボアを後1ミリプラスα削って排気量を100cc近く上げ、
コンプレッションももう少し上げて低回転時の大幅なトルクアップに重点を置いて、
全体的なトルクアップを目指す方向で考えています。
もちろんタービンの選定などによって特性は変わってきますが、
基本はこの線で行こうと考えています。
多分、通常ブースト圧は0,8から0.9bar位の設定にして
最大1.3bar位まで十分耐えられる様に出来ればとかんがえています。
多分この方が街乗りで非常に乗りやすく、
山やショートサーキットでも非常にアクセルのつきの良い速い車に仕上がると思います。

以上のような報告がESPERTOの鶴岡さんから新たに届きました。